ファサードってなに?|外観をおしゃれに変える方法
3行まとめ
- ファサードとは、建物の「顔」となる正面の外観デザインのことです。
- ユニットハウスは、サッシ・ドア・外壁の色・看板・庇などの組み合わせで、外観の印象を大きく変えられます。
- 費用はカスタムの内容と範囲で決まります。中古ユニットハウスでも外観カスタムは可能です。
結論:ファサードは建物の「顔」。ユニットハウスでも自由に作れる
ファサードとは、建物の「顔」となる正面の外観デザインのことです。もともとは建築用語で、通りから見えるいちばん目立つ面――お店の前面や事務所の入口まわりを指します。人の第一印象が顔で決まるように、建物の第一印象はファサードで決まります。
「ユニットハウスはただの箱でしょ?」と思われがちですが、実はここが面白いところです。ユニットハウスは、サッシ・ドア・外壁の色・看板・庇などの組み合わせで、外観の印象を大きく変えられます。無機質な箱を、お店の顔にも、事務所の顔にも仕立てられるのです。
この記事では、ユニットハウスのファサードで何をどこまで変えられるのか、費用は何で決まるのかを整理します。読み終わるころには、「箱を、自分の顔にする」イメージがつかめるはずです。
ファサードを構成する5つの要素
ユニットハウスの正面まわりは、主に5つの要素でできています。それぞれが変更できるパーツです。
- サッシ(窓) ― 大きさ・位置・数で、外観と室内の明るさが決まる主役
- ドア(出入口) ― 引き戸・開き戸・ガラスドアなど。店舗なら入りやすさに直結
- 外壁の色・仕上げ ― 塗装の色替えだけでも印象は一変。木目調などの仕上げも
- 看板・サイン ― 屋号や案内の掲示。夜間の照明と組み合わせる例も
- 庇(ひさし)・デッキ ― 入口まわりに陰影と立体感を生み、「建物らしさ」を強める
ポイントは、これらが組み合わせで効くことです。たとえば大きなサッシ+木目調の外壁+庇の3点をそろえるだけで、現場の詰め所にしか見えなかった箱が、カフェ風の外観に近づきます。
サッシとデザイン性 ― 外観の主役は「窓」
5つの要素の中で、外観の印象をいちばん左右するのが**サッシ(窓)**です。窓が小さく少ない箱は「倉庫」に見え、大きなガラス面のある箱は「店舗・オフィス」に見えます。ガラス越しに中の様子や照明が見えることで、建物に表情が生まれるからです。
ここで、ユニットハウスならではの強みが効いてきます。ユニットハウスの主構造は、四隅の柱と枠で支えるラーメン構造のため、壁面に大きな開口を取りやすいのです。ただし筋交いの入った壁面は開口の位置に制約があるため、大きな窓や入口は筋交いのない壁面に計画するのが基本です。構造の話は別記事「鉄骨造の3種類」で詳しく解説しています。
つまり「どの壁を顔にするか」を最初に決めて、その面に窓とドアを集中させる。これがユニットハウスのファサード設計の基本手順です。
どこまで変えられる? ― 可否の目安
「ここまでやっていいの?」という疑問に、目安で答えます。
サッシ(窓)の位置や大きさ、出入口のドア、外壁の色や仕上げ、看板や庇の取り付けなど、正面まわりの要素はひと通り変えられます。壁のパネルは構造を支える主役ではないため、開口の追加や位置変更に対応しやすいのがユニットハウスの利点です。
一方で、限度もあります。骨組み(柱・枠)を切る改造や、筋交いのある壁面への大開口は、強度に関わるため原則避けるべきです。また、複数連結や2階建てなど建物の形そのものに関わる変更は、ファサードの域を超えた設計の話になります。「やりたいことが可能かどうか」は個体と内容によるので、早めに相談して確かめるのが近道です。
まずは商品ラインナップを見る→費用は何で決まる? ― 考え方の整理
気になる費用ですが、一律の相場を示すのは難しいのが正直なところです。理由は単純です。費用はカスタムの内容と範囲で決まります。外壁の塗り替えや看板の取り付けといった軽めの変更から、サッシやドアの交換・増設まで、組み合わせによって幅があります。
目安として、手を入れる順番で考えると整理しやすくなります。
- 手軽
- 外壁の色替え・看板設置
- 中間
- 庇・デッキの追加、ドア交換
- 本格
- サッシの増設・大型化
- 手軽
- 塗装・取り付けが中心
- 中間
- 部材+取り付け工事
- 本格
- 開口工事を伴う
大事なのは、目的から逆算することです。「お店の顔にしたい」のか「事務所の印象を良くしたい」のかで、必要な段階は変わります。使う目的と予算を伝えて、見積もりで比べるのが確実です。
中古ユニットハウスでも「顔」は作れる
「外観カスタムは新品だけの話でしょ?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。中古ユニットハウスは鉄骨の骨組みがしっかりしているため、外壁の塗り替えやサッシ・ドアの変更で、見た目の印象を新品同様に近づけることも可能です。
むしろ中古は、本体価格を抑えられる分、浮いた予算をファサードに回せるという考え方ができます。箱そのものは実績ある中古で確保し、「顔」の部分に投資する。店舗や事務所の立ち上げでは、この配分が費用対効果の高い選択になり得ます。
カスタムの可否は個体の状態にもよるので、気になる在庫があれば購入前に相談しておくと安心です。
まとめ ― 箱を、あなたの「顔」にする
- ファサードとは建物の「顔」となる正面の外観のことです
- ユニットハウスはサッシ・ドア・外壁色・看板・庇の組み合わせで、外観を大きく変えられます
- 外観の主役はサッシ。大きな開口は筋交いのない壁面に計画するのが基本です
- 費用は内容と範囲次第。目的から逆算し、見積もりで比べるのが確実です
- 中古でも外観カスタムは可能。本体を抑えて「顔」に投資する配分も有力です
「この箱、どこまで変えられるだろう?」と思ったら、まずは相談してみてください。使う目的・置く場所・予算を伝えれば、できること・できないことを含めて具体的な答えが返ってきます。あなたの一台を、あなたの「顔」に仕立てる第一歩です。
全国の展示場で実物をご確認いただけます。
まずは在庫確認など、お気軽にお問い合わせください。
よくある質問
ユニットハウスの外観は、どこまで変えられますか?
サッシ(窓)の位置や大きさ、出入口のドア、外壁の色や仕上げ、看板や庇の取り付けなど、正面まわりの要素はひと通り変えられます。ただし筋交いの入った壁面は開口の位置に制約があるため、大きな窓や入口は筋交いのない壁面に計画するのが基本です。
ファサードのカスタム費用はどのくらいかかりますか?
費用はカスタムの内容と範囲で決まります。外壁の塗り替えや看板の取り付けといった軽めの変更から、サッシやドアの交換・増設まで、組み合わせによって幅があります。使う目的と予算を伝えて、見積もりで比べるのが確実です。
中古のユニットハウスでも外観カスタムはできますか?
できます。中古ユニットハウスは鉄骨の骨組みがしっかりしているため、外壁の塗り替えやサッシ・ドアの変更で、見た目の印象を新品同様に近づけることも可能です。カスタムの可否は個体の状態にもよるので、気になる在庫があれば購入前に相談しておくと安心です。