【図解】プレハブ工法は4種類!
ユニットハウスとの違いや特徴を徹底比較
ユニットハウス ビッグ10 編集部
「事務所を安く建てたい」「プレハブで倉庫を作りたい」と考えて検索していると、「ユニット系」「鉄骨系」など、専門的な言葉が出てきて迷ってしまいませんか?
一言で「プレハブ」と言っても、実は材料や作り方によって4つの種類に分かれます。この違いを知らないと、「思ったより費用がかかった」「工期が長引いた」といった失敗につながりかねません。
目次
そもそも「プレハブ工法」とは?
プレハブ(Prefab)とは、「Pre-fabrication(前もって製作する)」の略語です。
現場で一から作るのではなく、工場であらかじめ部材を生産・加工し、現場に持ち込んで組み立てる建築工法のことを指します。
プレハブ工法の共通メリット
- 品質が安定している:工場生産のため、職人の腕によるバラつきが少ない。
- 工期が短い:現場での作業が少ないため、天候の影響を受けにくい。
- コストが抑えられる:材料の大量生産により原価を下げやすい。
1. ユニット系プレハブ工法(ユニットハウス)
★スピードとコスト重視ならコレ!
鉄骨のフレームで箱型(ユニット)を工場で作り、トラックで運んでクレーンで設置する工法です。私たちが普段「ユニットハウス」と呼んでいるのがこれにあたります。
ユニットハウスの3大メリット
-
工期が比較的短い:工場で約80%を完成させてから運ぶため、現場設置は最短1日で完了します。 -
地震に強い:柱と梁が溶接で一体化された「ボックスラーメン構造」のため、揺れに強い構造です。 -
移設・売却が可能:箱ごと移動できるため、不要になったら「中古として売る」ことができます。資産価値が残りやすいのが最大の特徴です。
2. 鉄骨系・木質系・コンクリート系
ユニットハウス以外の3つは、主に「住宅」や「大規模建築」向けの工法です。
| 工法名 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 鉄骨系 | 軽量鉄骨をボルトで組む。 大空間が作れるがサビ対策が必要。 |
一般住宅 アパート |
| 木質系 | 木製パネルを組む。 断熱性が高いが水に弱い。 |
デザイン住宅 |
| コンクリート系 | コンクリートパネルを組む。 最強の強度だが非常に高価。 |
マンション 倉庫 |
【図解】3分でわかるプレハブ工法4種比較
それぞれの工法が「コスト」と「工期」においてどのような立ち位置にあるのか、ひと目で分かる図で整理してみましょう。
プレハブ工法4つの種類徹底比較
コストと工期で選ぶならどれが正解?
ユニット系
早い&安い
できる!
※位置は一般的な傾向を示すイメージです
ユニット系(ユニットハウス)
✅ 即日設置OK / 移設・売却が可能
⚠ 間取りの自由度は低い
鉄骨系・木質系・コンクリート
✅ デザイン・強度は高い
⚠ 工期が長く、コストも高い
コスパで選ぶなら「ユニットハウス」一択!
ここまで4つの工法を紹介しましたが、もしあなたが「事務所」「店舗」「倉庫」「離れ」としての利用を考えているなら、「1. ユニット系プレハブ工法(ユニットハウス)」が断トツでおすすめです。
他のプレハブ工法は「建築工事」に近い手間がかかりますが、ユニットハウスは「製品を置く」感覚に近いため、圧倒的なコストパフォーマンスを発揮します。
「自分の土地に置けるかな?」「予算内で見つかるかな?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ一度BIG10の在庫をチェックしてみてください。
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よくある質問
Q1
プレハブとユニットハウスの違いは何ですか?
「プレハブ」は工場で部材を作る工法全体の総称です。「ユニットハウス」はその中の一種で、箱ごとの状態で運び、現地で設置するタイプのことを指します。
Q2
4つの工法の中で一番安いのはどれですか?
一般的には「ユニット系プレハブ工法(ユニットハウス)」が最も安価です。特に中古市場が確立されているのはユニットハウスだけなので、コストを抑えたい場合は中古ユニットハウスから探すのがおすすめです。